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受容、変容、そして就職

こんにちは。就労移行支援meray利用者のハリボーです。

梅や桜が華やかに花開き、春の訪れを感じています。

春は終わりと始まり、出会いと別れの季節ですが、実は私もその節目を迎えています。


昨年12月の記事で『就活期突入!』と書いたばかりなのですが、あれから実習と最終面接を経て、なんと、採用していただけることが決まりました!

まだまだ就活が長引くかなと見込んでいたのですが、「決まる時はとんとん拍子」と卒業された先輩がおっしゃっていたのを思い出しました。

本当にmerayの支援員さん・利用者さんのおかげであり、感謝の念が尽きません。


たった1年半ですが、merayに入る前の自分と今の自分とでは別人だな、と思うくらい変わったことを自覚していますし、周りの皆さんにもそう言っていただけます。


今回はmerayでの私の変化の過程についてお話しようかと思います。




以前の私は、表向きを取り繕い、でも実のところ不満や怒りなどのネガティブな感情が渦巻いているような人間でした。

表向き明るく社交的であれば、あとは何を考えていても問題無いし、それがマナーであり正しい。みんなもそうなのだ。と考えていました。

思えば今まで築き上げてきた自分への愛着・執着もあったのかもしれません。


しかし、自分の心の内をそのまま表現できないというのは自分が思っていたより苦しいことだったようで、ささいなことでも溜め込めば溜め込むほど、次第に歪み膨らんでいっていました。


それでも自分を変える必要は無いと思っていたようで、その証拠に支援員さんから助言を受けた際、表向きは素直に謙虚に受け止めている素振りを見せるのですが、実は不満や怒りを募らせていました。

「十分にやっているのに、どうして?」

「社会人として必要なラインには到達しているのではないか?」

と考えては悶々とすることもありました。


そんな中、ある日ふと思いました。


「今までの自分でこれ程うまくいかないことを実感したのに、今までの自分にすがりつく理由はなんだろう?」



それからは、『本当はしたかったのに自分に許せなかったこと』を、違和感を覚えながらも言ったりしてみたりするようになりました。

そうするうちに取り繕っていた”表”も”裏”も無くなり、それによる不満も怒りも無くなりました。

助言をなるべく素直に受けとめ取り入れられるようになり、その時期から顕著に成長……変わることができたように思います。



これらは、私にとってmerayの環境あってこそでした。


“変わる”というのは、その後の結果が分からない分ある意味“攻め”の姿勢であり、不安だったり摩耗したりといった環境では“守り”に必死でその余裕が生まれないのではと考えるからです。

“守ること”すなわち“変わらない”ことを選択すれば、その現実が自分にとって納得いくいかないに関わらず、過去の延長なので“いつもの現実”に安心することができます。

それは以前の私の姿でした。


merayに入ってから、私は”攻め”続けることができたと思っています。

今までの自分を壊し、自分を傷つける可能性のある言葉を受け入れる勇気を持ち、それを自分として馴染ませられました。

それはどんなに傷ついてもいつでも話を聞いてくださる支援員さんが居て、同じように自分を変えようと戦う仲間が居る環境だったからです。


今まで頑なに守り続けてきた自分を変わらせてくれた、攻める余裕を安心によって与えてくれた、merayに本当に感謝しています。



……ちょっと臭いかも。と思いつつ我慢できずに語ってしまいました。(笑)


こんな風に何もかも終わったような雰囲気を出していますが、準備期間を終え、本番はこれからです!

merayで教わったことを胸に、merayで貰った色んな資料を見返しながら……

新しい環境でのびのび頑張ってまいります!




パニック障害、不安障害、うつ、統合失調症、発達障害などで、「働きたい」けれど「働けない」と困っている方が、「働ける」ようになって自分の力で生きていくためのお手伝いをしています。

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「me(私に)ray(光)はある」

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