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春の農業が始まりました

こんにちは。就労移行支援merayの利用者のハリボーです。

記事を掲載していただくのはこれが初めてになります。

(実は以前もブログ執筆に挑戦していたのですが、高いクオリティを目指しすぎたため挫折してこれが二度目のチャレンジです……!)



最近めっきりと春めいてきて、お散歩の時間にも可愛らしい梅や野の花を楽しめるようになってきました。

寒くて過ごしづらい日が段々と減ってきたのもあり、先日の雛祭りの日に、待ちに待った農業が再開されました。

自然の中で体を動かせて、工賃もいただける農業は、私の一番好きなプログラムです。



二か月ぶりの農業第一回目は、主に「ハヤトウリの枯れたツルの除去」でした。

“ハヤトウリ”とは、その名の通りウリ科の植物で、お味噌汁に入れたりお漬物にしたりすると大変美味しい野菜です。


去年の秋にはこんなに青々としていました

以前は青々と果実が実っていましたが、季節が季節なので今はネットに絡みついたまますっかり枯れていました。

それを利用者さん・スタッフさん、皆で手分けして引き剝がしていきます。

すっかり枯れてしまいました

これがなかなか大変で、皆でどうしたら効率良く作業できるか、気づいたことをお互いシェアしながら進めていきました。

そうしてお話していると、不思議なことに作業の大変さもあまり気にならなく、あっという間に時間が過ぎます。



もちろん体調が悪い日は黙って一人で作業することになりますが、merayではそうしていても「感じ悪いなぁ」などと思われる心配はありません。

利用者全員に体調が悪い日があることが理解され、そういった時に本人がどう過ごしたいか尊重してもらえる環境です。

私は農業で体調の悪い日は、大抵一人で黙々と作業し、休憩時間には会話の輪に入らず、以前植えたニンニクの育ち具合を観察したり、色んな葉っぱの触り心地を確かめたりして癒されています。

朝気分が最悪でも、そうして太陽の下で自然に触れて体を動かすうちに、“朝よりは大分マシ”な状態にまで持っていけるということを、何回か繰り返して段々分かってきました。


そうやって、体調の悪い日に無理をしなくていい所が、私がmerayで一番好きな点かもしれません。

通所すれば何とかなるの精神で通い続け、半年経ちましたが、気付けば体力が付き体調を崩す日もかなり減っていました。

以前は「公共の場では不調を見せずスケジュール通りこなさなくてはならない」と思いがちでしたが、今は、「不調を見せてもいいんだ。安心していいんだ」と肩の力を抜いた状態で過ごせています。




パニック障害、不安障害、うつ、統合失調症、発達障害などで、「働きたい」けれど「働けない」と困っている方が、「働ける」ようになって自分の力で生きていくためのお手伝いをしています。

安心できる場所です。自分を取り戻しにきてみませんか。

見学・体験利用をお待ちしています。


e-mail: info@meray.co.jp  Tel: 042-316-1256


「me(私に)ray(光)はある」

希望を持って、光ある未来へ向かって。

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