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過緊張だった私の変化

こんにちは。就労移行支援meray利用者のハリボーです。


相変わらずPCでこつこつMOSの勉強を頑張っている日々です。

この間初めて模擬試験を受けてみたのですが、タイマーの数字が刻一刻と減っていくのを見ると、かなり緊張してしまいますね。

終わってから気づいたのですが、この『緊張』という感覚がかなり久しぶりに感じました。


元々医師に「過緊張」と診断されていて、外に出ると常に緊張していた私。

珍しく出かけて帰ってくると安心から一気に血管が緩み、頭痛が出ることが当たり前でした。

もはや緊張が自分の一部となりアイデンティティーなレベルだったのですが(?)、最近は何をするにも構えずゆる~っとしていられます。


なんでかなと考えてみると、やはりmerayでの時間のおかげだなという結論に至りました。

要因として三つ思い浮かびました。



第一に、週一のヨガの時間。


ヨガではただ体を動かすだけでなく、自分の内側を観察(内観)しコントロールすることも練習します。

冒頭では必ず肩の力とあごの噛みしめをほどくことを行いますし、緊張の原因となる不安を始め不要な感情を自覚し、手放すことも教わります。

心と体は連動しているため、不安や恐れを感じるとき・頑張らなきゃと無理をするときに、どうしても体に力が入ってしまうものですが、ヨガを通してそれを自覚してほどくという癖付けがだんだんとされてきました。



第二に、講義で理論的に不安や恐れの原因を知ったこと。


以前、『脳力(のうりき)』という講義で教わった内容です。

私たちは狩猟時代の名残で、遺伝子的に、不安や恐れを感じやすいと知りました。

狩猟時代には生命の危機がすぐ傍にあったので不安になるのは当然であり、役に立っていたのですが、現代の私たちは基本的に安全な場所で過ごすことができ、生命の危機は身近にありません。

それでも、遺伝子的に不安を感じるようになっているため、本当は感じなくてもいいはずの不安を過剰に感じて、それが逆に私たちの妨げとなっていることもあるのです。

それを知って、不安になる自分をある程度客観的に見られるようになりましたし、遺伝子的にそうできているのだからとそんな自分を否定せず許してあげられるようになったように思います。

そして身体がこわばって臨戦態勢になっている時、「体の力を抜いても安全なんだ」と解いてあげられるようになりました。



第三に、merayの周りの人があたたかかったこと。


通所開始当時、不安気質に加え今まで人間関係で少し嫌な思いをしたことで、人への警戒心が過剰に強くなっていました。

「変なことをしたら笑われる」「失敗したら失望される」「弱みを見せれば付け入られる」「空気を読まないと除け者にされる」「信じるから裏切られる、最初から信じなければいい」。

そういった周りを信じない考えが私の中で当たり前となっており、それを自覚することもないほどに凝り固まっていました。


ですがmerayで過ごす中で、それが知らず知らずほぐれていき、安心していきました。

“変なこと・恥ずかしいこと・失敗”をしても、馬鹿にする人は誰もおらず、笑われてもそれは嫌な笑いではありませんでした。

次第に今まで“変なこと・恥ずかしいこと・失敗”と認識していたことをそう思わなくなり、周りを気にせずのびのびと自分のことに集中できるようになりました。




merayを卒業したら当然優しい人ばかりではなく苦手な人とも関わらなくてはいけませんし、嫌なこともあるとは思います。

が、周りがどう捉えようと、自分の捉え方が毅然としていれば、社会の波も受け流しながら沈まずに泳いでいけると思えました。


これもmerayの取り組んでいる”基盤づくり”の成果なのかな、と思います。



皆さんも、あたたかい時間を一緒に過ごし、基盤を作っていきませんか。(^^)




パニック障害、不安障害、うつ、統合失調症、発達障害などで、「働きたい」けれど「働けない」と困っている方が、「働ける」ようになって自分の力で生きていくためのお手伝いをしています。

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