私のお守り“安心ノート”
- info378583
- 11 分前
- 読了時間: 4分
こんにちは。
利用者のウメちゃんです。
merayに通所してから1年数か月が経ちました。
私には男の子2人の子供がいて、保育園に送り出してからmerayに通っています。
この季節は湿気と暑さで、毎日が修行のようです。
今朝も、可愛くも血気盛んな子ザルたちを追いかけまわして汗だく。心臓破りの坂を「こんちくしょー…!」と小声で叫びながら上って汗だく。いろいろある日々ですが、元気に過ごしています。
初めてのブログで何を書こうかな?といろいろと考えました。
merayに通所する以前は、子供を送迎するだけで毎日ダウンしていましたが、今は心身ともにだいぶ安定するようになってきました。そんなふうに変わってこれたのは、いくつかのきっかけがあったからだと思います。その中の一つとして、『安心ノート』を作ったことを書いてみようと思います。
ミレイでは、就活に向けた講義やプログラムの他に、心の安定をはかるための講義もたくさんあります。「アンガーマネジメント」「メンタルバランス」「ほめワーク(自己肯定感について)」などは、自分が体調をくずしてしまう特性にとても関係しているので、講義を受けると、生活に直結して助けられていると感じています。
インターネットでも、検索すれば様々なやり方を見つけられるかもしれませんが、ミレイで講義を受ける醍醐味は、講師の方々が、私たちの体調や思考の癖などを考えて毎回様々なアプローチからお話をしてくれたり、アドバイスをいただきながらワークを進めることができるので、受講の度に新しい発見があることではないかな、と思います。
ときに。私はとても忘れっぽい性格です。
講師や支援者の方とのご相談でアドバイスを受けるたび、「あぁ、そんなふうに考えられると気持ちが軽くなるな」「これはずっと心にとどめておきたい!」と思ったことを片っ端からメモを取っているのですが、いつの間にかするすると頭の中から抜けていってしまい、同じ様なことで悩んだり、落ち込んだりをずっと繰り返していました。メモをしていることで変に安心してしまっているところもあったと思います。
プライベートの外出先でも体調を崩すことがあり、「こういう時にあのノートに書いた言葉を見られたらいいなぁ」と思うようになりました。
そこで、自己理解の時間を使って「安心ノート」の作成に取りかかるようになりました。
今まで数冊のノートにメモしてきた、たくさんの言葉を「自分を励ます言葉シリーズ」「体調を崩した時は」「怒りを感じたら」「不安な時は」「ぐるぐる思考から抜け出せない時は」など、項目ごとに分けて一冊のノートにまとめました。
「安心ノート」がある程度出来上がった頃は、携帯することによってとても安心感が増しましたし、実際困った時は手に取って見返すことで、だいぶ気持ちが楽になりました。今も毎日携帯していますが、困った時にはアレがある、という安心感からか、前よりも開くことは少なくなりました。
就労移行支援に通うことによって、突然何かができるようになるとか、体調が劇的に回復するということはないかと思います。正直私も、就活期を前にしてもいまだにいろんなことで感情のコントロールが難しいことがあります。それでも、支援者の方や一緒に就職を目指す仲間と毎日いろんな気づきや経験を共有することで、少しずつ悩む時間が短くなり、それに伴って体調が徐々に安定してきたと感じています。
「安心ノート」は、私にとって良かった一つのきっかけでした。
子育てしながらの就活では、また様々なことで思い悩むかもしれませんが、その時はまた支援してくださる方々に相談して、自分なりの工夫をしながら、自分に合った対策をしていければいいなと思っています。

パニック障害、不安障害、うつ、統合失調症、発達障害などで、「働きたい」けれど「働けない」と困っている方が、「働ける」ようになって自分の力で生きていくためのお手伝いをしています。
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