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チームmeray に支えていただいた、就職活動

  • info378583
  • 7月24日
  • 読了時間: 4分

 こんにちは。就労移行支援meray利用者の麻婆と申します。毎日暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。私は先日、冷たい蕎麦を美味しく食べました。冷たい蕎麦や素麺、冷やし中華が美味しい季節になってきたので皆さんも是非食べてみて下さい。


 さて、私は先月ついに内定通知をいただき、今月でmerayを卒業することになりました。今回のブログでは、そんな私の就職活動について書いてみたいと思います。


 入所してから約1年半後、私は就職活動を始めました。最初の頃は書類なども1から書かないといけませんし、新たに覚えることも多かったので大変でしたが、職員の皆さんのお力添えもあり、何とか応募書類を書き上げ、面接で想定される質問に対する回答を完成させることができましたし、それらを覚えることもできました。私は就職活動自体が初めてだったので、応募書類を書くのも面接で想定される質問を考えるのも初めての経験でした。なかなか自分の力だけでは書き上げるのが難しかった応募書類や面接時の回答を職員の方に繰り返し添削していただけたのはとても心強かったですし、模擬面接を何度もしていただけたことで本番での受け答えがスムーズ且つ前向きなものになっていきました。想定される質問に対する回答を頭に入れる作業に関してもとても苦戦しましたが、これもまた職員の方にマンツーマンで指導していただいたことで、段々と脳内にインプットされていきました。

 通常の就職活動は基本的に1人で行うものだと思いますが、merayでは就職活動をチームで支えていただけるのでそれがとてもありがたい環境だったと今、振り返って改めて思います。


 チームmerayの支えもあり、2回目の面談会後に1社実習に行けることになり、その後も5社実習に行かせていただきました。

 実習では、行くたびに自分の課題が明らかになりましたし、何より「働く」ことによる疲労度は、普段merayに通っている時のものとは明らかに違うものだということが分かりました。


 こんな風に就職活動をしていた私でしたが、就職活動の期間が長くなってきた時に、本当に就職して働きたいのかが自分でも分からなくなってしまった時があります。就労移行支援merayはとても居心地が良い場所であり、通所当初から週5で通っていた自分にとっては通うことが楽しく、そして程良い疲れとともに1日を終えることができる場所でした。このように感じていた為、一定の満足感を得ていたのかもしれません。こういった思考から脱却できたのは、就職後の自分に夢を描くことができるようになったからです。例えば、社会に出て、自分自身でお金を稼ぐことで自分の使うことができるお金を得ることはmerayに通っている間ではできないことです。社会に出て、自分のお金で自分の欲しいものを買ったり、行きたい所に出掛けたりしたい。このように考えることができた時に就職活動へのエンジンがかかりました。エンジンがかかる前、職員の方にはこのまま定職に就かないでいたらどうなってしまうかといった話もしていただき、それが自分の心に危機感を芽生えさせました。

 マイペースな私にたくさんの言葉をかけて下さり、引っ張っていって下さった職員の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

 「就職」という、本来、ブレたらいけない目標を見失いかけた自分に対しても丁寧に指導して下さるmerayという場所に出会えたことは本当に幸運なことでした。

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 私の就職活動は約1年に及びましたが、続けてこられたのは就職活動を始める以前から指導して下さったmerayの職員の皆さんや他愛もない話で笑いあえた同じ通所者の方の存在のおかげです。

 merayはとても温かい雰囲気で、元気がなくても通所すれば、少しかもしれませんが、ポジティブな気持ちになれます。このような環境で就職活動を続けてこられたのはとても恵まれていたと思います。

病気になり、塞ぎ込んだり、現実から逃げたり、入院も経験した私ですがmerayに入所を決め、周りの方の力を借りながらも内定まで漕ぎつけることができたことは自信になりました。


 7月はあっという間に終わり、入社日の8/1はすぐにやって来ることでしょう。不安もありますが、merayでやってきたことに自信を持って社会の一員としての一歩を力強く踏み出していきたいと思います。




パニック障害、不安障害、うつ、統合失調症、発達障害などで、「働きたい」けれど「働けない」と困っている方が、「働ける」ようになって自分の力で生きていくためのお手伝いをしています。


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