こんにちは。就労移行支援merayの利用者のハルです。
まだまだ寒暖差はありますが、桜もだいぶ葉桜になり、歩いている人々の服装からも、しっかりと春を感じる季節になった今日この頃。
この時期、家の奥から薄手の服を引っ張り出してくると、真新しく見えるのか、「その服素敵だねー」なんて言われることも増え、そのたびに嬉しくてこそばゆい気持ちになります。
なのについつい口を衝いて出る返事は「いえいえ…」「いやいや…」
そうですなにを隠そう、私は褒められるのが大の苦手!
そんな折、ぴったりなホメワークの講義がありましたので紹介します。
ホメワークの講義では「まずは自分を認められないと他人を認めづらい」という観点から自己肯定感が低い人の特徴を学びました。
「他人の目を気にしすぎてしまう」…ぐぬぬー
「嫌だと思うこともなかなか断れない」…うんうん。。
「プレッシャーに弱い」…くぅーー。。
などなど、12個ほぼすべてに該当した私。
その後自己肯定感が高い人の特徴をきいて、ありのままの自分を受け入れることができれば今より少し楽にいられるかもなーと思いながら、いざ後半のワークへ。ドキドキ。
「私は~~すべき」という文章を作って、「私は出来るだけ~~したい」という形に変換するワークからスタート!
そこで「私は人に優しくするべきだ」という文章を作り「私は出来るだけ人に優しくしたい」に変換すると、とっても気持ちが楽になる感覚を覚えました。言葉を組み替えるだけで力を抜けるような、これ普段から使えそう!
そしてついにホメワークの実践。
褒められた人は「嬉しい」と感じることで脳からドーパミンという『幸福ホルモン』の1つが分泌されるそうで、脳はドーパミンをより多く得られるように脳自身の構造を変えていくという性質があり、これが脳の強化につながるそうです。
え、褒める・褒められることはいいことずくめじゃないですか!
この実践では、利用者同士で隣の人を褒めていきました。
自分の番。
「ハルさんはいつもきちんと身だしなみに気をつかって、髪の毛もセットしてきて素敵だとおもいます。」
…赤面硬直。
しかしすぐさま「ありがとう!」と伝えることができました。成長。
もちろん謙遜は美徳みたいなところもありますが、ありがとうと伝えることが、まず相手の褒めてくれた心にこたえる大切な応対だということが身に染みました。
褒められると不思議なもので、相手の事も褒めたくなりませんか?これは「返報性の心理」というそうです。
この講義が終わったあとも、利用者同士の褒め合いが続き、心がほっこりしました笑
このホメワークで、自己肯定感の低い私でも、素敵なスタッフの皆さんや利用者のみんなの褒め言葉であれば、すんなりと受け入れることができました。ここから始めれば、自分の価値やありのままの自分を、少しずつ認められるようになっていくんじゃないかなと思えます(とっても照れくさい修行ですが笑)
こうして自己肯定感を高めていければ、就職後も武器になりそう。。
自分の長所も短所さえも受け入れていれば、それを的確に生かして働けるでしょうし、他者評価とは別に自分のなかに基準がしっかりとある事は、とっても働きやすそうですね!
それを見据えながら、まずは褒め上手になるべく、目を輝かせて毎日通所しよ笑
パニック障害、不安障害、うつ、統合失調症、発達障害などで、「働きたい」けれど「働けない」と困っている方が、「働ける」ようになって自分の力で生きていくためのお手伝いをしています。
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「me(私に)ray(光)はある」
希望を持って、光ある未来へ向かって。
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