こんにちは。就労移行支援meray利用者のリズと申します。
秋になり、寒暖差の激しい季節となりました。街中では、私の大好きなキンモクセイの香りが漂い、心地良い気分で歩く事が出来ます。短い秋ですが、一番好きな季節なので、楽しみたいと思います。
さて、私は先日、内定を頂き、11月から働く事になりました。今回は私の就職活動について、感じた事などを書いてみたいと思います。
まず、merayでの日々が1年ほど経った頃、就職活動に入るという事で、ハローワークへの登録をしました。いよいよ就職活動が始まるなという感じがして、緊張感が出てきたことを思い出します。
並行して、しごと財団さんの実習面談会への参加などを行い、実習面談会向けのプロフィールカードでは、アピールポイントに悩んだりしながらも、どんどんと進めていきました。
そんな就職活動に明け暮れていたある日、実習をした企業から、面接に進みませんか、と連絡がありました。実習をまだ1社しか受けていなかったので、最初はお断りしようかという流れになりましたが、実習でこの会社で働いてみたいと思った事もあり、どうしても引っかかったので、１日だけ時間をもらって悩みました。
両親に話したり、姉には2時間半ほど電話で話を聞いてもらったりました。そして翌日、面接に進みたい旨をお伝えしました。すると、雇用条件で載っていなかった事を先方に質問して下さいました。先方からも、選考が始まるまでの数日は悩んで良いと言って頂き、また少し悩む事になりました。
両親以外にも妹夫婦や、姉にもまた電話で相談しました。姉からは、最終的に決めるのは自分だから、責任を取るのも自分だよ、と言われました。散々悩み、その企業に入るに当たっての、良い所と、悪い所を書き出したりもしました。すると、圧倒的に良い所が上回り、やはり、この会社で働きたいと思い、改めて、面接に進みたい旨を先方にお伝えしてもらいました。
そして、いよいよ面接の日が決まりました。実質最終面接になるであろう為、万全の準備をして臨む事にしました。企業研究や他社比較、その企業で自分は何をしたいのかや、将来のビジョンなど、一通りの質問例を考えました。また、面接練習では、ドアの開け方など細かい所まで練習をしました。それでも不安は残り、社長が出て来たらどうしよう、難しい質問をされたら答えられない、などと考えていました。
面接当日は、もうなるようになれ、と言った感じで、半分開き直っていました。そして、面接はと言うと…意思確認がメインで30分も掛からず終わり、面接というよりは面談でした。
場所も、会議室などではなく、他の方も商談をしているようなスペースで、面接官も、面談会や実習で顔見知りになった、上司や人事の方で、３名いらっしゃいました。面接内容は、雇用条件の確認をされ、大丈夫であるかといったことで、後は入社に向けての話が進んでいったので、ようやく安心する事が出来、よろしくお願い致します。とお伝えしました。そして内定を頂きました。
就職活動を終え、感じた事は、自己理解の時間に自分としっかり向き合ったことが、とても参考になったという事です。
私は前職でのこだわりや、完璧主義が最初のうちはなかなか抜けずにいました。しかし、自己理解の時間に自分を振り返る事で、少しずつですが、考え方を修正出来るようになりました。
具体的には、例えば、過去の過緊張を振り返り、その時どういう感情だったのかや、どう対処したのか、今だったらどう対処出来るかなどを記入していくコラム表を行いました。
毎回、スタッフの方々が、自分に合わせた課題を用意して下さり、それを行うことで、自分の特性などが分かってきました。また、様々な講義を受ける事により、自分の知らない一面が見えてきたような気がします。
私は実習の１社目で、入社を決めましたが、本当は２～３社は実習をしたかったのも事実です。実習をする事で、今の自分がどれだけ通用するかや、体調の変化など、分かる事が沢山あると思うので、是非、何社か実習をする事をお勧めします。
私が今回お世話になる会社に入社をする事にした一番の決め手は、人でした。上司の方が、とても信頼出来る方だった事と、先輩スタッフの方々が、とても親切で話し易く、安心して働けると思ったからです。これは、やはり、実習に行かなければ分からない事なので、実習に行けて良かったと思っています。
業務内容としては、大きく分けて3つありました。①荷物や郵便物の仕分け、②PC入力、③軽作業でした。その中でも軽作業が、私が入社する会社が、お花屋さんの本社なので、店頭に並ぶアレンジメントなどの一部を作成できる所にとても魅力を感じていました。そして、実際に実習で自分が作った物が店頭でお客様の目に留まり、購入して頂けるという事を目の当たりにし、より一層喜びが増しました。
また、苦手なPC入力でしたが、私のスキルでも出来る内容だった為、安心して実習をする事が出来たのも大きかったです。私が所属する部署は、電話機もほぼなく、とても静かなので、探せばそういう企業もあります。
更に、雇用条件が、働くのは週3～5日で、時間もフレックスで良いという所も、今の私には、とても有難い条件でした。
自宅で面接練習をする時は、母親に面接官になってもらい、何度も練習をしたことは、とても自信になりましたし、有難かったです。そして、一緒に就活をする仲間がいた事は、とても心強く、良い刺激になりました。もし、就活仲間がいない場合は、どんどんスタッフの方々を頼って、味方につけていくと良いと思います。私もスタッフの方々には、色々と相談させて頂き、とても安心した事を覚えています。
そして、就活中も、散歩や休憩時間に、利用者の皆さんと楽しくお話が出来た事は、とても良い気分転換になりました。皆さんありがとうございました。
内定を頂いてから、入社までが2週間程と、あっという間ですが、実習でしてきた事を思い出し、自信を持って取り組めたらと思っています。
不安になったりする事も出て来るかとは思いますが、merayでの約1年半を思い出し、スタッフの方々や利用者の皆さんとの日々を思い出しながら、頑張り過ぎずに楽しく働きたいと思っています。
皆さんの就職活動の成功を、心よりお祈りしています。
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